UV塗料について

UV塗料に照射する紫外線とは

紫外線は光の一種であり目に見える光は赤、だいだい、黄、緑・・・・・・紫などで、この順に波長が短くなり、紫より波長の短い光を紫外線といいます。紫外線のうちUV塗料に用いる波長は250ナノメーターの範囲にあるもので、工業的には高圧水銀灯から得られます。(1ナノメーターは1ミリメーターの100万分の1の長さ)

UV塗料が硬化する仕組み

UV塗料に紫外線を照射すると、光重合開始剤がそれを吸収します。光重合開始剤は紫外線のエネルギーを取り入れラジカルに変化します。ラジカルはモノマーやオリゴマーに働きかけ、ラジカル重合という反応を経過して液状の材料が固形の塗料に転換します。 UV塗料の乾燥がきわめて早いのは、このラジカル重合が短時間に進行するためです。

UV塗料の誕生から現在まで

紫外線のエネルギーによって塗膜を硬化乾燥させる技術が実用化されたのは1970年代に入ってからのこと。
無公害、省資源、省エネルギーを目的とし開発された塗料で、紫外線硬化塗料またはUV塗料と呼ばれています。

現在では、広範囲な事業分野で採用され、年間15000トンが消費。
よりその特性が生かされ、生産性向上、性能のレベルアップ、環境保護、または利益改善を目的として利用されています。